Macに仮想OSをインストールする

Macのインストールが一通り済んだところで、今度は仮想OSを入れて、複数のOS環境下で開発を行うことになった。

VirtualBoxWindowsXPをインストール

ソフトはSun VirtualBoxで、OSはWindows XP
OSのインストールは問題なくできたが、必要な開発環境がインストールされていなかったので、それも追加でインストールしたところ、ディスク容量が残り少なくなってきた。ディスク容量は可変設定にしたから大丈夫だとは思うが…。

画面サイズをぐりぐり変える

VirtualBoxはウィンドウの大きさを変えることで、画面サイズをドット単位でリアルタイムに変えられるが、中途半端な大きさだと何かしっくり来ないので、壁紙の大きさと同じになるように、ちょうど1024x768になるよう注意深くウィンドウサイズを弄り、何とか思い通りのサイズに設定できた。こういうのを手動ではなくメニューなどから選べるようにすると、とても便利なのにと思う。

ホストOSとクライアントOS間でファイルの共有

MacWindowsの両方からアクセスできる領域を作るため、共有フォルダの設定を行った。
まず、Macの領域から共有にするフォルダを選び、VirtualBoxで設定する。共有フォルダ名はSharedとする。これだけでは仮想OS内からアクセスできないので、今度はWindows上でネットワークドライブの割当を行う。割り当てるドライブ文字はXとし、領域はネットワークの中にVboxsvrというサーバがあるので、その中のSharedフォルダを割り当てる。これでWindows側からもアクセスできるようになった。

Mac OS X Snow Leopardでのマウスの使い方

Macに標準で付いているマウスやタッチパッドはワンボタンで、右クリックはControlとマウスボタン同時押しだが、ノートのタッチパッドは変わった操作をする事で、2ボタンやホイール付きのものと遜色無い操作性を持たせる事ができる。
その操作法を会社の先輩や上司から教わったのだが、タッチパドを指2本で押した状態で上下にスライドさせると、ホイールと同じように画面をスクロールする事ができる。さらに、左右に動かすと、横スクロールもできる。また、指2本で押したままボタンをクリックすると、右クリックになる。
ずっとWindowsLinuxばかり使っていたので、ボタンの少ないMacの操作が不慣れで思うようにいかないのが悩みだったが、このテクニックのおかげでいくらかハードルが低くなったように思う。

Dockの操作性

Dockは、Windowsで言えば、タスクバーとクイック起動ボタンとシステムトレイが一体となったメニューランチャーのようなものと表現できる。慣れないとつかみ所の無い、よく分からない機能だが、左側(上側)にメニューランチャー、右側(下側)にタスクバー、右端(下端)にゴミ箱があると分かれば、割と使いやすい機能だと思えてくる。さらに、カスタマイズする事で、左側に表示したり、フォーカスしたボタンだけをヌルヌルと拡大するなど、妙な動きをさせる事も可能になる。
アプリケーションウィンドウを開いて、その中にパッケージをドラッグするだけでインストールもできるし、インストールしたアプリのアイコンをアプリケーションウィンドウからDockにドラッグするだけで、メニューに加える事もできる。
ただし、ここまで書いても、それが最終的に自分にとって便利と言えるのか自分でもさっぱり分からない。WindowsGnomeKDEなどと比べると、ツリー構造を持ったスタートメニューがあるわけでもなく、メニューとタスクバーとシステムトレイが明瞭に分かれているわけでもない。あのごちゃ混ぜなボタンの羅列は自分で注意して区別しないと、メニューと起動中のアプリの区別すら付かなくなるだろう。区切り棒も中途半端な位置にあるし。
使う人次第と言うことなのだろうか。
とりあえず、今は特に意識しなくてもアプリを開くときはDockの左側(上側)をマウスカーソルでなぞる程度の動きは反射的にこなせるようになったから、便利に使えているのかも知れない。
今分かった事だけど、起動中のアプリはアイコンの隣に星印が表示されるみたい。やっぱり便利なのかな。

ちなみに、今回の記事は全てMacで書きました。